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カトリーヌ・ド・メディシスとの出会い

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このブログを始めたきっかけ

シュノンソー城、ディアーヌ・ド・ポワティエの居室

@catherine1975

 カトリーヌ・ド・メディシスの生涯を知ると、忘れられなくなる女性は多いと思います。何故なら、生涯夫には女神の様に敬った愛人がいて、それでも夫を愛しフランスを守る努力をした人だから。
 私もとりこになったその1人、ロワールのお城に何気なく訪れ、彼女の肖像を見た後、脳裏に彼女が住み始めたのでした。
 ロワールのお城の名は、シュノンソーいい、6人の女城主に受け継がれたと言われています。カトリーヌも城主の1人ですが、それは夫の愛人から返還させて手に入れたものでした。
 お城の中にはカトリーヌの肖像画やお城に関係のある資料が並べられていました。訪問した頃の私には、黒い服に身を包むカトリーヌが意地悪な女に見えました。でも、彼女を知れば知るほど不思議な感情に包まれていくのです。

@catherine1975

2011年、派遣社員を辞め、次の仕事に就く間の期間に、1か月フランスに行く事を決意しました。それまで貯めたなけなしの貯金をはたき、3週間トゥールでホームステイ、その後の1週間をフランス各地を巡る旅でした。

全くフランス語も話すことができませんでしたが、何とかなると思って出発した35歳の春。その歳、私は結婚を控えており、将来を見据えての旅行でした。しかし、渡仏してすぐ、東北の震災が起きるのです。まだインターネットもそれほど発達しておらず、私は携帯電話を持たずに行きました。パソコンも学校のパソコンを使うか、ホームステイ先のパソコンを借りてのやりとりとなりました。

フランス語を習うどころか、日本語から離れる事ができませんでした。しかし、帰国して10年以上が経った今、苦労して訪れたシュノンソー城の記憶が忘れられず、カトリーヌと目の合ったままでいるのです。やっと、カトリーヌについて書かれた本を読みだしました。

時代や文化の違う国の人物について、1から理解しようとすると、全く分からない事だらけで、このブログに地図や登場人物、習慣、時代背景などをまとめ、自分なりに理解を深めたいと思っています。

@catherine1975

@catherine1975

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